こうしてはおれぬ!愛猫のために走った夫、激安カリカリで撃沈

にゃんず

猫のこだわりVS人間の努力!激安カリカリの悲劇

猫って、ときどき信じられないほどのこだわりを見せることがある。

最近、『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!』の「こだわり」という話を読みまして。

作者が安売りしていた猫スープを大量購入し、毎朝それを与えていたら、いつの間にかぽんたの中で「朝はスープ!」というルールが確立していたらしい。

ところが、ストックが切れたため、激安カリカリを代わりに出したところ、まったく食べなかったという話だった。

これを読んで、「うちのにゃんずにも似たようなことがあったな…」と思い出したので、今日はそのエピソードをご紹介したいなぁ、と思います。

我が家のにゃんずと“こだわり”の戦い

我が家では、定期便でカリカリの餌を頼んでおります。
しかし、ハギちゃんが増えたあたりから、定期便が間に合わないことが度々発生しておりまして…。

というのも、ハギの食に対する執着が凄まじいのです。
ドリルのような「ガガガ」という音と共に、我先にと年長者を押しのける豪胆ぶり。

おかげで計算が狂ってしまい、定期便が届く前にカリカリのストックが尽きてしまっていたなんてことも…。

毎朝、出勤前に、にゃんずのご飯を補充するのが日課なのだが、その日はカリカリを切らしてしまっていました。
とりあえずウェットフードを与えてから仕事に向かい、急いで夫に連絡を入れました。

にゃんずのカリカリが切れたから、昼休みに帰れそうなら補充してあげて!

すると、即座に夫からの返信が届いた。

なぬ!?了解した!こうしてはおれぬ!!

にゃんずが空腹のまま待っていると思ったら、居ても立ってもいられなかったのだろう。

夫、使命感に燃える

夫は昼休みになるや否や、職場からダッシュで家に向かったらしい。
幸い彼の職場の近くにはペットショップがある。

時間がない中で急いでペットショップに寄り、「とにかく早く!」とレジ近くにあった激安カリカリを鷲掴みし、家に帰還。

そして、満を持してカリカリを餌皿に投入!

……が。

………。

…………誰も食べない。

そう、うちのにゃんずは一匹残らず「これはちがう」とばかりに、その激安カリカリを完全に無視したのである。

夫、茫然自失。

大敗を喫する

見事、大敗した夫より、仕事中に連絡が……。

誰も食わん!くそぉ!!
帰りにカリカリ、頼む。

結局、帰宅した夫は、ウェットフードを再び与え、にゃんずは「まぁ、これならいい」と納得してくれたのだとか。

私はというと、仕事終わりに、いつものホームセンターへダッシュ。
もはや陳列の配置まで把握しているので、最短でいつもの餌を鷲掴み、レジへ。

これにて、にゃんずの食事問題は解決した。

いや、しかし、猫のこだわり、恐るべし。

ちなみに、その激安カリカリはというと、食べてもらえることなく棚の奥に追いやられ、今も封を切られぬまま眠っている…。

教訓

猫って、本当に食べ物のこだわりが強い。

「どうせ、何食っても一緒でしょ?」という飼い主の思い込みは、ことごとく打ち砕かれる。

特に、普段のご飯を変えると、無言の抗議と言わんばかりに吐く。
それはそれは、まるで道筋を作るように、吐く。

だがまぁ、猫はこだわりが強いと申しておる飼い主も言われてみれば、同じようなものだ。
普段から多用するものは、必ず同じメーカーを使用しているわけだし。

今回の件で、夫は学んだようだ。

「適当にカリカリを買ってはいけない」

猫を飼っている皆さんも、ぜひご注意を…!

改めて、『鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!』について

ちょっと、おすすめさせて下され

それは何かといいますと……。

『鴻池剛(こうのいけ つよし)と猫のぽんた ニャアアアン!』

この作品は、作者・鴻池剛さんと彼の愛猫・ぽんた(&途中から加わる新猫)の日常を描いた爆笑エッセイ漫画。

ぽんたの破天荒な行動に振り回される鴻池さんのリアクションが絶妙で、猫飼いなら「わかる…!」「これうちの猫と一緒!」と共感せずにはいられません。

特に、猫の理不尽なツンデレ行動飼い主の苦悩(でも愛おしい)日々が、リアルすぎて腹を抱えて笑えます。

飼い主、まさかのレンタル

ちなみに、私はこの漫画を知ってから、爆速でハマり、早速母の誕生日プレゼントに全巻セットを贈りました。

結果、見事に信者を獲得。

その後、LINEスタンプも買い漁るほどのファンになり…。
今まで、お互い文字だけだったLINEが、ぽんたで溢れかえるという異常現象が発生。

現在は母に贈った漫画をレンタルする形で読ませて頂いております(笑)
同時に、鴻池さんの公式サイト「ウッドブック」で公開されているウェブ漫画を見て、笑いと元気を貰ってます!
嫌なことがあっても、「ぽんたパワー」で吹き飛ばす気概にございます。

しかし、レンタル生活も中々に辛い。
お給料が入ったら、自分用にも全巻セットを買いたい!

いや、買う!!

もしまだ、読んだことがない方がいらっしゃいましたら、騙されたと思って読んでみて下さいませ!
猫好きであれば、爆速で沼にハマること間違いないかと…!

だが、用心なされよ。
一度ハマると抜け出すのが困難ですぜ、旦那…!

最後に

やっぱり、猫との生活は、笑いと癒しに溢れているなー、と実感。
夫婦でにゃんずに尽くす日々は、中々に楽しいです。

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
皆さまの日常にも、猫を通じて、たくさんの笑いと癒しが訪れますように。
それでは、皆さま、良き猫ライフをお過ごしください。

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