保護翌日
保護した当時のハギちゃんは、体重が160g程で、およそ生後2、3日で、へその緒が付いた状態でした。
ちなみに、UFOキャッチャーでゲットしたひげ饅頭の【みー様 10㎝×6㎝】のぬいぐるみと同サイズくらいです。
後になって思えば、社長が布を敷いてくれた際に、人間の匂いが移ってしまって、結果的に育児放棄されてしまったのかもしれません。
野良猫の子猫に、人間の匂いがつくと、育児放棄をしてしまうという話を聞いたことがあり、今回もそういったケースの様に感じました。
三日目の肝冷え事件
一日、二日目のハギちゃんは、ほとんど動くことがなかったですが、元気が出てきてからは、頻繁に主の肝を冷やす事件を起こしてくれていました……!
目が見えていないので、ひたすらキャリーの扉に突進。
終いには、キャリーの網目から顔がズボッ!と出た時は、抜けなくなるのではと生きた心地がしませんでした。
というわけで、皆さまも生後間もない子猫を保護された際には、キャリーの扉に目の細かいネットや網を張ることをお勧めします。
ちなみに、動画に映っていた黒猫ちゃんは、ハギちゃんを保護した三日後に、倉庫で放置されていたところを発見された兄弟猫ちゃんです。
従業員曰く、自分が猫を飼った経験がなかったから、早とちりして、親猫と引き離してしまったかもしれない…と、とても悩んでいました。
ですが、きっと、その従業員さんと、黒猫ちゃんには何かしらのご縁があったのではないかな、と思うのです。
何故なら、今では、黒猫ちゃんは、その従業員の方の、立派なご家族になっているからです。
一年も共に過ごし、手塩に掛けて育てた彼を手放すのは、本当に心苦しかったですが、黒猫ちゃんと従業員さんの様子を見ていると、お互いを大事に思っている事が凄く伝わってきて、幸せな気持ちになります。
とはいえ、その方が、黒猫ハウスを建てるまでの期間、我々夫婦が、二匹の子猫のお世話を任されたのですが、一匹増えた瞬間に、お世話の難易度が一気に跳ね上がりました。
ゲーム序盤で【ノーマル】→【ハード】に設定変更された感じです。
目を開けたというか…こじ開けた?
勝手なイメージなのですが、こう目を開く瞬間って、ハイジの「クララが立った!」的なある種の感動があると思っておったのですが、現実はキャリーの扉に突進をぶちかまし、無理くり左目を開眼。
覚醒する前の、どこぞの戦闘民族さながらの気迫を感じました。
……おかげさまで、感動とは程遠い感情を抱いたのは間違いないです。
というわけで、怒涛の一週間が過ぎ、左目半開き戦闘民族が爆誕しました!!
皆さま、ここまでお付き合い頂き、ありがとうございます。
ぜひ、また、おはぎさんの成長の様子を見に来て頂ければ嬉しいです。
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